5歳児クラスにみられる意外と知られていない
注意が必要な「子ども絵」3つのタイプ
保育園に講演講座でお伺いしたときに、塗りつぶし、なかなか絵を描かない、絵の嫌いな子どもがいるなどの相談が多く寄せられます。
問題がある絵、注意が必要な絵の見分け方と、対処法をお伝えします
- 運動会なのにひとりぼっち
- 塗りつぶしの多い絵
- 手のない絵、隅っこに描く
子どもの心の状態や、身体の状態は 描画表現によって表されます。
保育士さんは絵からのメッセージを読み取って、
生活体験やいろいろな経験を積み重ねられるように
保育を組み立てていることでしょう。
描画活動を生活の一部にしていくことによって、 子ども理解が深まります。
注意が必要な絵の方法と対処についてはもっと詳しく
YouTube動画でお伝えしています。ぜひご覧ください
⭐運動会なのにひとりぼっち
みんなで協力して成長する運動会なのに、描いてみるとひとりぼっち。
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まわりがみえてない場合や、協調性が育ってない可能性があります。
・ 友達との関係はうまくいっているのかな?
・先生の存在は心の中にあるのかな?信頼関係を築けているかな?
・心の中に友達がいない場合、仲間づくりどうすればいいのか考えていきましょう。
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⭐塗りつぶしの多い絵
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自信がない子どもさん、知らない人と絵を描いた時、
気持ちがのらないネガティブな状態の時にあらわれます。
母親の妊娠など、状況の変化に戸惑っている子どもさんにあらわれることもあります
しかし、気持ちに寄り添って聴いてやることで、安心して描き始めたり、
描いてスッキリしたりすることもあるので、前向きに対応しましょう
絵には、心をスッキリさせる浄化作用もあることから「心のゴミ箱」と言われるそうです。
私にはどんな絵も「宝箱」です。
⭐手のない絵、隅っこに描く
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・自信がない
・積極的に手を使ってない
・過保護で何もかもしてもらっている
場合に手がない絵を描くことがあります
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![](https://momo-cocreation.com/wp-content/uploads/2022/10/4-1024x576.png)
友だちや先生と楽しい体験を積み重ねると、
すぐに変わっていきますので大人がメッセージを受け取ってやることが大切です
まとめ
・運動会なのにひとりぼっち
・塗りつぶしの多い絵
・手のない絵、隅っこに描く
注意が必要な子どもの心配な絵があられたとしても、
保育士との信頼関係があり豊かな生活があれば、
どんどん絵は変わってきます。
絵が変わっていくということは、
子どもの心や体が発達して豊かになっていたということでもあります。
また、描画活動には非認知能力が育つ力があると言われています。
![](https://momo-cocreation.com/wp-content/uploads/2022/10/9-1024x1024.png)
子どもの絵を 子どもからのメッセージだと受け止めて、
ワクワクドキドキする生活や遊び、
いろいろな体験を積み重ねることで
子どもたちはどんどん成長していきます。
ある保育園の園長先生は
絵を聴くと魔法がかかったようだ!
と、たんぽ筆アートのワークショップで
子どもたちがどんどん描き出すことから
![](https://momo-cocreation.com/wp-content/uploads/2022/10/絵を聴くと魔法がかかる-絵が嫌いな子なんていない-1024x576.png)
絵が嫌いな子なんて、もともといないんですね
とおっしゃいました。
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