心身ともにボロボロで失業したシングルマザー保育士(私)が、
ひょんなことから農協で働くシングルファーザーの元彼(夫)と再会したのが、2016年8月でした。
その時、お互いが現在の社会に生きづらさを感じ、どん底の生活を送っていました。
2人の夢は、もっとみんなが幸せで、子どもも大人も楽しめるコミュニティーを創ることでしたが、
漠然としたものでした。
私は2019年3月、高知県のビジネスプランコンテストに出場して優秀賞をもらい「絵を聴く保育を広めよう」と起業して、
夢が少しずつ具体化していた時、オーガニック給食を保育園から広める活動に出会いました。
発達障害といわれる子どもたちの急激な増加と、農薬使用量の増加、化学物質、添加物、環境汚染との因果関係をそこで知りました。
農薬・殺虫剤を売れなくなった農協職員の夫は退職。
子どもたちのために体も心も地球環境も良くなる自然農を始めました。
「絵を聴く保育〜自己肯定感を育む」著者で元保育士の私は、
学校教育に違和感のある小学生と幼小中統合型 個別最適・自立学習環境 i.Dare
(イデア・2019年経済産業省未来の教室・NPO法人SOMA)
での実践を経て、
自由と権利の守られる共育の方法を知りました。
「子どもたちの無限の可能性は、1人1人の発達段階に最適な環境を整えることで保障される」ことを実感しました。
そして、6歳までに豊かな自然体験と仲間との心弾む活動を通してアート(表現)・食育・共育で親子が笑顔になる
親子青空保育園を立ち上げました。
個別対応が必要な子、集団では力を発揮できない子、実家が遠い子育てママ、
頼る人がいない人など生きづらさを抱える親子は、コロナ禍で益々孤独になっています。
私たちは、大人も子どもも自尊心を持って生きる底力を育める環境・コミュニティを目指しています。