子どもの心を読み解く保育研修「絵をみる会」でスキルアップ

 おしゃべりが、できない子どもの心も絵に現れることを知っていますか?

体の発達や心の発達を読み解く魔法を「絵を聴く保育研修」の「絵をみる会」でわかりやすくお伝えしています。

 保育研修は、保育士がスキルを向上させ、子どもの発達を支援するために重要です。

 特に、描画活動や感動体験を通じて非認知能力を育む方法は、近年注目されています。

絵は子どもの心と体を映す鏡

「この子、最近元気がないみたい…」
「発達が気になるけど、どう支援したらいい?」

そんな保育現場の悩みに、新しい光を当てるのが「絵をみる会」です。

まず、

0歳から年長児までの絵をホールに展示し、

一枚一枚丁寧に「みていく」この研修。

それは、単なる絵の出来栄えを評価するのではなく、

そこに描かれた子どもたちの心の声に耳を傾けていきます。

描画には子どもの発達状態や感情が表れる

例えば、のびのびとした線で描かれた絵からは心身の安定が、

震えるような弱々しい線からは体調の変化が読み取れます。

また、同じ「なぐり描き」でも、

その勢いや筆圧から、子どもの感情状態が見えてくることも。

しかし、安心してください。

そんな場合の、気になる子どもさんへの

対応の仕方をお伝えするのが「絵をみる会」の魔法です。

その魔法が、みんな使えるようになるのです。

【足腰の弱さが見える線】

2歳児の双子、MちゃんとRくんの事例が印象的です。

保育園の下り坂をやっとの思いで降りてくる二人。

当初、二人の絵にはひょろひょろした特にMちゃんは、

丸を描くことにも始点と終点が合わず、おしっこの失敗も多かったです。

しかし、毎日の外遊びと散歩を続けるうちに、足腰が強くなりました。

そうすると不思議なことに、絵の線も強くなり、丸もきれいに閉じるようになりました。

また、おしっこの失敗も減っていきました。

【心の揺れが見える絵】

3歳のAくんは、両親の離婚後、荒々しい線で紙を破るほど強く描いたり、

真っ黒に塗りつぶしたりする絵を描いていました。

時間をかけて作り、Aくんの気持ちに寄り添い続けて、

2ヶ月後には穏やかな線で家族の絵を描くようになりました。

【気になる行動と絵の変化】

4歳のSちゃんは、他児とのトラブルが多く、

絵も混沌とした激しい線で描きました。

いくと、次第に友達との関わり方も変化。

絵にも、友達と手を繋がなくて遊んでいる様子が描けるようになっていきました。

「絵をみる会」では、

このような実例をもとに、

子どもの発達段階に応じた特徴と支援方法を伝えています。

【読み取りのポイント】

・のびのびとしたゆっくりな線 → 精神が安定している証

・ひょろひょろした弱い線 → 体の弱さのサイン

・猛烈な制御できない線 → 心の不安定さの表れ

・真っ黒な塗りつぶし → 心の叫びかも

【改善につながる支援】

・体の弱さ →外遊びや運動遊びの環境設定

・心の揺れ →一対一の関わりと気持ちの受容

・落ち着きのなさ →絵を通じた対話による信頼関係づくり

特に注目したいのは、

描画活動を通じた非認知能力の育成です。

絵を描きながらの対話は、子どものEQ(感情知性)や

自己肯定感を高める貴重な機会となります。

研修では、これらの経験をもとに、実践的な支援方法を伝えています。

・発達段階に応じた環境設定

・効果的な声かけの具体例

・保護者支援のヒントなど、明日から使える知識とスキルを学べます。

すると、「子どもの見方が変わった」 「保育が楽しくなった」 「保護者との共有がスムーズになった」

そんな声が、研修後から続いて届いています。

私たちの心を読み解く新しい視点を持ち、

保育の質を高めませんか? スキルアップ研修として、

ぜひご検討ください。

お問い合わせ・研修のご依頼はこちらをクリック

37,500枚の絵を「聴いてきた」実践経験から

25年間で37,500枚もの絵を「聴いてきた」経験から、

私は確信しています。子どもの絵は、その子の今を映し出す鏡なのです。

研修では、発達段階に応じた特徴や環境設定のポイント、

効果的な声かけの方法まで、実践的なノウハウをお伝えします。

特に注目したいのは、描画活動を通じた非認知能力の育成です。

絵を描く過程での対話は、

子どもの自己肯定感やEQ(感情知性)を高める貴重な機会となります。

また、保育者自身の観察力や子ども理解も深まり、保育の質向上につながります。

保育の質を高める研修として注目

「問題がある」と指摘するのではなく、その子に必要なケアを考える。

そんな前向きな視点で行う「絵をみる会」は、多くの園で好評をいただいています。

「子どもの変化が見えてきた」
「保育が楽しくなった」
そんな声が、研修後から続々と届いています。

あなたの園でも、

子どもたちの心を読み解く新しい視点を持ちませんか?

スキルアップ研修として、ぜひご検討ください。

この記事のように、

絵をみる会を通じた保育の質向上に貢献できることを願っています。

[お問い合わせはここをクリック]

なぜ保育研修が重要なのか?

1. 子どもの成長と発達を適切に支援するため

  • 子どもたちの発達段階や個々の特性に応じた保育を実践するためには、専門的な知識が必要です。
  • 保育研修を通じて、最新の研究や実践事例を学ぶことで、子どもたちの成長をより効果的に支援できます。

2. 保育の質を向上させるため

  • 保育士が新しい知識やスキルを学ぶことで、保育の質が向上します。
  • 質の高い保育は、子どもたちの成長だけでなく、保護者の満足度や信頼にもつながります。

3. 保育士の専門性を高めるため

  • 保育士は専門職として、常にスキルアップを図ることが求められます。
  • 保育研修を受けることで、保育士としての自信と誇りを持つことができ、専門性を発揮しやすくなります。

4. 子どもたちの多様なニーズに対応するため

  • 現代の保育現場では、子どもたちの背景やニーズが多様化しています。
  • 保育研修を通じて、多様性に対応するための知識やスキルを学ぶことができます。

5. 保育士のストレスを軽減し、やりがいを高めるため

  • 保育現場は多忙で、保育士がストレスを抱えることも少なくありません。研修を通じて、課題解決の方法やメンタルヘルスのケアを学ぶことで、ストレスを軽減できます。
  • また、新しいスキルや知識を学び、それを実践することで、仕事へのやりがいが向上します。

6. 時代の変化に対応するため

  • 保育を取り巻く環境や社会のニーズは常に変化しています。
  • 保育研修を受けることで、時代に即した保育を提供するための知識を得ることができます。

7. 保育士同士の交流と学び合いの場を提供するため

  • 保育研修は、他の保育士や専門家と交流する貴重な機会です。
  • 他の保育園や施設の事例を学び、自分の保育に活かすことができます。
  • また、同じ課題を共有する仲間と意見交換することで、新たな視点を得ることができます。

8. 保育士不足や離職率の課題に対応するため

  • 保育士不足や離職率の高さは、保育業界全体の課題です。研修を通じて保育士のスキルや自信を高め、仕事への満足度を向上させることで、離職を防ぐ効果が期待できます。

9. 保護者との信頼関係を築くため

  • 保護者は、保育士が子どもの成長をしっかりサポートしてくれることを望んでいます。研修を通じて得た知識やスキルを活用することで、保護者との信頼関係を築きやすくなります。

描画活動を取り入れた保育研修

  • 描画活動をテーマにした研修では、子どもの創造性や自己表現力を育む方法を学びます。保育士がその重要性を理解し、現場で実践することで、子どもたちの成長を支援できます。

まとめ

保育研修は、保育士が最新の知識やスキルを学び、質の高い保育を提供するための重要な機会です。また、保育士自身の成長ややりがい向上にもつながり、保育現場全体の質を向上させる役割を果たします。特に、多様化する子どもたちのニーズに対応し、時代に即した保育を実践するために、研修は欠かせないものです。

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