無料zoom相談 SNS相談の受付を始めました。6つのよくある質問を詳しくお伝えします。
- 紙の大きさは、どのくらいがいいですか?
- 講座の内容は本に詳しく載っていますか?
- 子どものお絵描きでお勧めの本は?
- 絵の中に鉛筆などで大人が字を書き込むのはどうか?
- どんなマーカーを使っていますか?
- 1色のマーカーにするといいワケは?
Q.紙の大きさは、どのくらいがいいですか?
A .私は、小さい子どもほど手の届く(動く)範囲が描く範囲なので、四つ切り程度の紙で描いていました。(画用紙の大きいサイズ)
3歳くらいになると、紙の中に描こうとする意識が育ってくるので、どんな大きさの紙でもその紙に合わせた絵を描くようになります。
日常的に描く「一対一で伝える喜びを育てる絵」と、「遊びの絵や作品づくり」は別のものとして捉えています。
「絵で遊ぶ」ことを保障することは大切なので画材や紙の大きさもいろいろなものを用意して体験する機会をもうけることはいいと思います。身近なもの、100円ショップのもの、コピー用紙などでいいです。カレンダーの裏は、すべりがよくてよく使います。
Q.講座の内容は本に詳しく載っていますか?
A.講座は、本の内容以外のことも、その時知っている最新のものをお伝えしています。私の本は(4年前、2016.7月に出版)保育士時代のことが多いです。今は、お母さんやおばあちゃんなどに向けての内容もお伝えしています。
Q.子どものお絵描きでお勧めの本は?
A.私のバイブルとして、参考にしてきた3冊の本です
- 「子どもの発達と描画活動」保育・障がい児教育の現場へのメッセージ 新見俊昌著 かもがわ出版
- 「心おどる造形活動」 ー幼稚園・保育園の保育者に求められるものー 成田孝著 大学教育出版
- 「子どもの絵の見方、育て方」 鳥居昭美著 大月書店
この3人の大学教授の方々にとてもかわいがっていただき、学ばせて頂いたことは奇跡だと思っています。
Q. 絵の中に鉛筆などで大人が字を書き込むのはどうか?
A. 私は隅に鉛筆で、消せるように書いていました。👇
子どもの絵のひとつひとつの線や点にも意味づけがあります。2歳までは、絵の中の書き込みを含めて一つの作品と捉える人もいます。
別のメモ用紙に書いて、後で裏や、付箋をつける人もいます。
絵の邪魔にならないようにはしたいですね。
Q.どんなマーカーを使っていますか?
A. 日常的に、お絵描きをするときは、ザラ紙に(白まりという種類の紙を使ってました)
マーカー(ロケッタンやふとふとマーカー) を使って一色で描いていました
他の画材で作品作りも経験や、色水遊びや、絵の具遊び、自由画などで色の認識や経験することが大切です。
Q.1色のマーカーにするといいワケは?
A.絵はお話です。表現をしたいことに集中できることをねらって一色としています。色を変えることを楽しんで、本当に描きたいことを描ききれないという理由もあるようです。
⬆️3歳児のえんそくで遊んでいる絵と
⬆️ 3歳児みかん狩りの絵
一色で描くと、色よりお話が表しやすいのでしょうね。5歳になると線や形だけでなく、色で表現ができるようになります。
しかし、色で遊ぶ機会も大切です。
生理色(無関係な色で描く、3歳くらいまで)
⇒概念色(3〜4歳くらいから)
⇒自然(固有)色(5〜6歳くらいから)
幼児は「絶対色感」(色を一度見て、今度見たとき同じ色だとわかる能力)というすばらしい能力があるといわれています。(諸説ありますが)これは幼児期を過ぎると退化してしまうようです。
絵の具で色を作って塗ることも、そのすばらしい色彩の能力を発揮するためにも、大切な活動だと思います。
また、質問がありましたらコメントからどうぞ!