〜はじめての一歩で決まる!お絵描き大好きっ子の育て方〜
はじめに:
赤ちゃんのお絵描きデビューの適切な時期とは

0歳の赤ちゃんの指先の動きや、物に触れようとする仕草に、皆さんも心を癒されているのではないでしょうか。実は、これらの自然な行動が、将来のお絵描き大好き「描きたい」意欲につながる第一歩なのです。初めての一歩を大切に、そして楽しみましょう。
結論からいうと、満1歳ごろお絵描きをはじめます。何事も初めが肝心!準備して楽しみに待ちましょう
こんな発達と関連しています
・親指を使ってつかむ
・伝い歩きをする
・指差しをする
・人見知りやこだわりが出る
・いやいやをする
・三項関係がある
このような発達の様子が見られたら、お絵描きのマーカーなどを持って紙に「てんてん」と跡をつけて「かけたよ」とアイコンタクトをする力が育っているでしょう。
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「表現する喜びは、育てるもの」
画材を用意して、ただ与えるだけでは「一人遊び」で終わってしまいます。「できたよ」「これみて」「すごいでしょう」など、おしゃべりはできなくても「非言語コミュニケーション」で、訴えてきます。
非言語コミュニケーションとは、指差しやアイコンタクト、笑顔、泣き顔などの表情、視線、 なん語、雰囲気などです。
伝えたい相手は「大好きな人」です。そして、子どもからの発信を受け取る愛情溢れる人です。
子どもが「なにこれ?」とアイコンタクトをしてきた時、その問いかけを笑顔で「すごいね」「よく描けたね」と受け止めてあげる大人の存在こそが、絵を描くことに意味や目的を与えるのです。
つまり、「わかってもらえた」「ぼくって、わたしってすごいんだ」が自己肯定感につながり、「もっとやりたい」「かっこよくなりたい」の意欲も育てるのです。
すなわち、この笑顔と嬉しさが、お絵描きスタートにあれば、おえかき大好きっ子になるということです。

実践例:0歳児クラスのお絵描き
保育園などでは、画板や広い紙を用意して立って描くように伝えています。
①ぷちまじーを選んで、つかむ
②左右に動かしてみる
③てんてんと上下運動
④ころがしてみる
描いている子どもさんは1歳3ヶ月で、つかまり立ちができるお絵描き経験は2−3回の女の子でした。

お子さんのはじめてのお絵描き体験がうまくいかなかった場合でも、心配する必要はありません。以下のアドバイスが参考になるかもしれません。
お絵描きがうまくいかなかった時の対応策
① 焦らない姿勢を大切に
- 子どもの発達には個人差があります
- 無理強いせず、子どものペースを尊重しましょう
② 環境を見直してみる
- 描画材料は年齢に適したものか確認
- 静かで落ち着ける空間を用意する
- 時間帯(疲れていない時間)を選ぶ
③ 遊びの一環として再導入
- 描くことよりも「触れる楽しさ」を重視
- 指絵の具など感覚的な素材から始める
- 親子で一緒に楽しむ姿勢を見せる
④ 小さな成功体験を作る
- 「上手に描く」ではなく「描く過程を楽しむ」ことを大切に
- どんな表現でも肯定的に受け止める
- 子どもの興味を引くお話をしたり、歌たりすることから始める
⑤ 多様な表現方法を試す
- マーカー以外にも、スタンプや型押しなど
- 大きな紙に全身を使って描く
- 砂や水あそびなどで感触遊びをする
子どもの「描きたい」気持ちは、無理なく自然に育んでいくことが大切です。一度うまくいかなくても、時間をおいて別のアプローチで再チャレンジしてみましょう。
おすすめ画材の紹介
お子さまのはじめてのお絵描き体験を成功させる鍵は、適切な画材選びにあります。小さな手でも扱いやすく、安心して使える画材をご紹介します。
安心・安全な素材選び
クレヨン
- シャトルクレヨン:握る力が弱くても使いやすい太さで、折れにくい
- キットパス:お米の成分で作られている。
プチマジー
- 持ち手部分が丸くつかみやすい
- 先が太くて、しっかり色がつく
- ベビークレパス:柔らかめで描きやすく、小さな力でもしっかり色がつく
水性マーカー
- サクラふとふとマーカー:にぎりやすく、軽い力でもスルスル描ける
- ジャクエツ プリンスマーカー:少し軸が細いが、5歳になっても使える
初めてでも達成感を味わえる画材
フィンガーペイント
- 指先で直接描くことで感覚を楽しみながら表現できる
- 洗える素材のものを選べば、服や手の汚れも安心
スタンプマーカー
- 押すだけで形が付き、簡単に「描けた!」という達成感を得られる
- 動物や乗り物など、お子さまの好きなモチーフがあるものがおすすめ
お絵描きボード
- 何度も描いて消せるタイプは、失敗を恐れずチャレンジできる
- 磁石ペンタイプは、ペンをなくす心配がなく安心
画材選びのポイント
2. 描きやすさ:少ない力でもしっかり色がつくもの
3. 安全性:誤って口に入れても安全な素材
4. 汚れにくさ:服や手が汚れにくい、または簡単に洗える
5. 収納のしやすさ:片付けやすく、管理しやすいもの
はじめは1〜2種類の画材から始めて、お子さまの反応を見ながら徐々に増やしていくのがおすすめです。何より大切なのは、お子さまが「描くことが楽しい!」と感じられる体験を提供することです。安全で使いやすい画材があれば、小さなお子さまでも自信を持って創作活動に取り組めるようになります。
0 歳からの脳育には「感触遊び」が効果的
赤ちゃんの脳は0歳から急速に発達します。この時期に「感触遊び」を取り入れることで、五感が刺激され、脳の成長が促進されます。
五感の中でも「触覚」は、体性感覚とも呼ばれます。触覚は全身に存在する感覚であり、内臓感覚とも密接に関連しています。
感覚は大きく3つに分類されます
・体性感覚(触覚を含む)
・内臓感覚
「特殊感覚」って、私たちが毎日感じている感覚の中でも特別なものなんです。
5感の中の特殊感覚のうち4つは、顔の中にあります。
・耳で聞く感覚(聴覚):音をキャッチする力
・バランスを感じる感覚(平衡感覚):身体が傾いたり回ったりするのを内耳で感じ取ります。
・鼻でにおいを感じる感覚(嗅覚):いい香りや嫌なにおいをキャッチします。
・舌で味を感じる感覚(味覚):甘い、しょっぱいなどの味を感じます。
これは、特定の刺激を感じ取るために専門の器官が働く感覚のことを指します。たとえば、こんな感覚があります:
これらの感覚は、それぞれ「目」「耳」「内耳」「鼻」「舌」といった専門の器官で処理されます。そして、そこから「視神経」や「聴神経」などの神経を通じて脳に伝えられるんです。
たとえば、視覚なら「光」、聴覚なら「音」といったように、それぞれの感覚には特定の刺激(これを「適刺激」といいます)があります。この仕組みのおかげで、私たちは周りの世界をしっかり感じ取ることができるんですね。
「特殊感覚」は、手で触ったり体で感じたりする感覚(体性感覚)や、内臓が感じる感覚とは違って、より専門的な役割を持っています。子どもたちが成長する中で、この感覚がどんどん発達していくのも面白いポイントです!
私たちの体には、「触覚」と「内臓感覚」という2つの大事な感覚があります。それぞれ、体の外と中の状態を感じ取る役割を持っているんです。子どもたちの成長にも関係が深いので、簡単に説明しますね!

触覚ってどんな感覚?
触覚は、いわゆる「皮膚で感じる感覚」です。こんな特徴があります:
- 皮膚や粘膜で感じる:皮膚にある小さなセンサーが、触ったり押されたりした刺激を感じ取ります。
- いろんな種類がある:触った感覚(触覚)、押された感じ(圧覚)、痛み(痛覚)、冷たさ(冷覚)、温かさ(温覚)などがあります。
- 脳に伝わる仕組み:触った情報は脊髄を通って、脳の中の「小脳」や「大脳」に届けられます。
子どもが「痛い!」とか「冷たい!」と言えるのは、触覚がしっかり働いているからなんですね。
内臓感覚って何だろう?
内臓感覚は、体の中の状態を感じ取る感覚です。例えば:
- 空腹や喉の渇き:お腹がすいたり、水が飲みたいと感じるのも内臓感覚です。
- 内臓の痛み:胃が痛いとか、お腹が張る感じもこれに当たります。
- 自律神経が関係:この感覚は、自律神経を通じて脳に伝えられます。普段は無意識で処理されていますが、痛みが強いときは意識的に感じます。
触覚と内臓感覚の違いと関係
この2つの感覚には、いくつかの違いがあります:
- 感じる場所:触覚は皮膚や粘膜、内臓感覚は体の中(内臓)で感じます。
- 伝わる道:触覚は体性神経、内臓感覚は自律神経を通ります。
- 意識しやすさ:触覚は意識しやすいですが、内臓感覚は普段あまり意識されません。でも、強い痛みがあるときは意識されます。
また、2つの感覚が関係することもあります。例えば、内臓の痛みが体の外側(皮膚)に現れる「関連痛」という現象があります。お腹が痛いときに背中も痛く感じる、というのがその例です。
触覚と内臓感覚は、それぞれ違う役割を持っていますが、協力して体の内側と外側の状態を感じ取っています。子どもたちは、これらの感覚を通じて「痛い」「寒い」「お腹すいた」といった体のサインを理解していきます。この感覚を育む環境を整えることで、子どもたちの健康や成長をサポートできますよ!
なぜ0歳からの感触遊びが大切なの?

脳の発達と感触遊びの関係
専門家の研究によると、0歳からの豊かな感覚体験が、創造性の土台を作ることがわかっています。
特に手のひらや指先での触覚体験は、後の描画活動に大きな影響を与えます。手指は突き出た大脳とも言われ、手指を使うことにより、脳は育っていきます。
柔らかい布やざらざらしたタオルに触れる遊び、水遊び、ガラガラなどの音のなるおもちゃを使った遊びが特におすすめです。
これらは触覚や聴覚を刺激しながら、情緒の安定や運動能力の発達にもつながります。安全を確保しながら、楽しく感触遊びを取り入れてみてください!親子の絆も深まりますよ。
誕生からの手指の発達動画
次の動画は、出産直後からの手の働きと遊びをまとめたものです。
まとめ
0歳からの感触遊びは、赤ちゃんの脳の発達と「やってみたい!」という意欲を育てる大切な時間です。
赤ちゃんが手で触れる体験は、絵を描く力や創造性の土台を作ります。
そして、ママや保育者が「すごいね!」「できたね!」と笑顔で受け止めることで、
赤ちゃんは「わかってもらえた!」と感じ、自己肯定感が育ちます。
この安心感が「もっとやりたい!」という意欲につながります。
遊びを通じて親子の絆も深まり、赤ちゃんの成長を楽しくサポートできますよ!
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