- ことばとお絵描き(1歳3ヶ月)
- 往復線を描いて、リクエストに応じる
- ぐるぐる丸を描いてから、お話をする
- 「イヤイヤ期」突入
1.✨あおむしくんのことば✨
1歳3ヶ月のあおむしくんは、ばあちゃんが忘れたコートを見て
『もも!バーバ』と1日1回は指差して言ってたとのこと❗️
一語文でいろいろと意思疎通を図ることが、出来るようになりました。
『まんま』と言って巻き寿司にかぶりつき
『どうじょ(どうぞ)』と言って
かあちゃんの口に食べかけのかぼちゃを突っ込み
『あーあ』と言って汚れた手を見る
『ねんね』と言ってお布団にスリスリ👇
✨おえかき✨
前日の夜は、机の上に紙を貼ってクレパスで遊んでたみたい。クレパスだと汚れは少ないですね。
2.往復線を描いて、リクエストに応じる
往復線を描いて手が止まったので
『ばあちゃんのブーブ描いて』とリクエストするとまた描き始めました。
それからは
キャップを閉めて描いて
つかないのを確かめたり
外して描いてみたり
右に持ち替えたりして👇
力強くしっかりした線が描けました
1歳4ヶ月にして
今回はなんと❗️マーカーを口に入れませんでしたぁ〜
3.ぐるぐる丸を描いてから、お話をする
ぐるぐる丸は絵の笑顔と言われています。
「イヤイヤ」を言い出す、自我の芽生えの頃、描く絵です。
汚れることを嫌がったり、手で積極的に働こうとしない意欲のない子どもは
ちょっと描いてやめたり、のびのびと描かなったり、小さく塗りつぶしたりすることがあります。
また、肩を支点とする動きが未熟な場合も、ぐるぐる丸にはなりません。
すなわち、心の発達と身体の発達が、絵で読み取れるということです。
もちろん、ことばで聴く「対話」からも発達を見極められますから、どんな関わりが必要なのかヒントにもなります。
✨春の散歩を描くあおむしくん
お家に帰ると
おじちゃん(二男)に
お絵描きを聴いてもらってます。
おじちゃんも(生後2ヶ月から私と同じ保育園に通ったツワモノ)こうやって
絵を聴いてもらって育ったので
なんの違和感もなく
『カニの穴を描いたのか〜』
『バムを描いたか』と対応!
ひとつひとつの丸に
つくし バムちゃん
かあちゃん もも りゅうちゃん
おじちゃん と言いながら描いてます。
この行為を「見立てる」と言います。ぐるぐる丸ひとつひとつに名前をつけています。
鉛筆を待って、となりでお話を書き留めます。これがかけがえのない記録となります。
4.「イヤイヤ期」突入
1歳7か月になりました。急におしゃべりをはじめて2語文をペラペラ喋り、自己主張「イヤイヤ期」はじめました。
『おしっこ行こうか?』
『いや!』
そんなに嫌ではなくてもいやという時期です
少々乱暴な 点々とぐるぐる丸を描くこともあります。
『こいのぼりを描こうか〜』と誘い
外をみながら、お父さんのこいのぼり〜
お母さんのこいのぼり〜
と、描いていたのですが
『あおむしくんのこいのぼり描いて!』とリクエストすると
『いや〜』と言って、走って行きました‼️
さすが‼️第1反抗期(イヤイヤ期)です
しかし、ここで引き下がるばあちゃんではありません!
アンパンマン登場
『あっ!アンパンマンに見てもらおう』ここからは、ばあちゃんは声色を変えて、
アンパンとともに登場!
正義の味方!アンパンの威力絶大!調子に乗って、こんな絵になりました❣️
描き続けるだけでなく止まってみたり、様子をうかがってみたり
対話のやり取りを楽しみ、考えながら描いてるようです。
イヤイヤ期こそ自我の芽生えの大切な時
ことばが1語文から2語文になり、絵に描く目的が出来始めました。
じぶんでしたい!思いを伝えたい!を否定され止められたなら、意欲も愛され感も自尊心『どんな自分も受け止められる肯定感」は育ちません。
依存心の強い子ども、話の聞けない子ども、暴力でしか主張できない子どもたちは、ここの部分から補う必要があります。
小学生であってもです。発達は飛ばせません。
私は、「どんなダメなあなたでもあなたの味方」という保育観を持っています。それは過去の自分が欲しかった接し方であり、私をはじめ、大人を成長させてくれる信念です。