【改訂版】 絵を聴く保育〜非認知能力を培うダイアロジカルドローイング〜で、描画と対話を楽しもう


【改訂版】絵を聴く保育の特徴

どんな保育者にもできる!非認知能力を培うダイアロジカルドローイング

絵が苦手でも大丈夫!すぐに実践できるエキスが満載です。まずは、楽しむこと。さらに、秀でた保育スキルとして習得することで、絵が苦手な保育者こそ、子どもの表現に感動し、理解できた喜びから、自信を持ち変われます。新しく画期的な手法で子どもたちの才能を最大限に伸ばしましょう。

辞めたいと思っていた保育の仕事が「楽しい」に変わった事例もあり、離職率軽減にも役立ちます。保育者が元気で笑顔になると、子どもたちもますます輝きます。

絵を聴くと、子どもがどんどん変わる!

非認知能力を培う描画活動の特徴についてご説明します。

  1. 子どもの表現を「聴く」姿勢
    子どもの描いた絵を単に出来栄えで評価するのではなく、その過程や意図、感情を「聴く」ことを重視します。保育者は子どもの作品に対して共感的に関わり、その子なりの表現を尊重します。
  2. プロセス重視の活動
    完成した絵の美しさよりも、描く過程での発見や感情体験、試行錯誤を大切にします。これにより、忍耐力や問題解決能力といった非認知能力が自然に培われます。
  3. 自己表現の場としての描画
    絵を描くことは子どもにとって自己表現の重要な手段です。自分の考えや感情を視覚化することで、自己認識や感情理解が深まります。
  4. 対話を通した育ち
    描いた絵について子ども同士や保育者との対話を通して、コミュニケーション能力や他者理解、共感性が育まれます。
  5. 自主性と創造性の尊重
    テーマや材料の選択に子どもの自主性を尊重することで、自己決定力や創造性が育まれます。
かもがわ出版社でインタビューがアップされています。

「絵を聴く保育」の特徴は、子どもの描画活動を通して非認知能力を育むアプローチにあります。

このような特徴を持つ描画活動は、集中力、忍耐力、自己調整能力、共感性、創造性、自己肯定感、やり抜く力といった非認知能力の発達を総合的に支援することができます。

描画を通じて子どもの心を聴く保育とは?

保育現場では、子どもたちが自由に表現できる環境を整えることが重要です。

その中で注目されているのが、「絵を聴く保育」というアプローチ。

この手法は、単に子どもが描いた絵を見るだけではなく、描かれた絵に込められた感情や思考を対話しながら引き出すことで、子どもの内面を深く理解することを目指しています。さらに、その絵のおはなしを職員や保護者に共有して、次の保育に活かしていくことで、保育者自身もスキルアップできます。

特に「改訂版 絵を聴く保育〜非認知能力を培うダイアロジカルドローイング〜」では、保育士が子どもとの対話を通じて非認知能力を育む具体的な方法が紹介されています。本書を通じて、絵を聴く保育の魅力とその実践方法を学びましょう。


非認知能力とは?保育における重要性を再考する

非認知能力が子どもの未来を支える理由

「非認知能力」とは、学力テストなどで測ることが難しい、自己制御力や共感力、問題解決力といったスキルを指します。これらのスキルは、子どもが将来社会で成功し、幸せな人生を送るために不可欠な力とされています。

例えば、子どもが他者と協力して遊びを進める力や、困難に直面したときに諦めずに挑戦する力は、保育の現場で日々育まれるべき能力です。「絵を聴く保育」は、こうした非認知能力を自然に引き出すための効果的な手法として注目されています。

描画と非認知能力の深い関係

子どもたちが自由に描く絵には、彼らの感情や思考が色濃く反映されています。描画活動を通じて、子どもは自分の感情を整理し、表現する力を身につけます。そして、保育士がその絵を丁寧に「聴く」ことで、子どもの自己肯定感や共感力が育まれるのです。


ダイアロジカルドローイングとは?保育現場での活用方法

ダイアロジカルドローイング(対話しながら描く絵)の基本概念

「ダイアロジカルドローイング」とは、子どもが描いた絵を起点に、保育士が子どもと対話を深めていく描画手法です。この手法のポイントは、絵に込められた意味を一方的に解釈するのではなく、子ども自身がその絵について語る機会を提供することにあります。

例えば、子どもが描いた「大きな木」の絵について、「この木はどんな実がなるのかな?」「どんな気持ちで描いたの?」と問いかけることで、子どもの内面的な世界が広がります。この対話を通じて、子どもの自己表現力や感情の調整力が育まれるのです。

保育現場での実践例

本書「改訂版 絵を聴く保育」では、具体的な実践例が豊富に紹介されています。例えば、以下のようなシチュエーションが挙げられています。

  • 感情を言葉にするサポート
    2歳子どもが「ぐるぐるまる」を描いた場合、その絵について「おにぎりかな?いちごかな?」と優しく尋ねることで、「おいしーね」「もぐもぐ、ごちそうさま」「楽しいね」などと、感情を言葉にする練習をサポートします。
  • 自己肯定感を高める描画活動
    子どもが「自分」をテーマに描いた絵について、「この絵の中で一番好きな部分はこの部分だね!」と共感し、興味を持って「これは、何かな?」と質問し、「わかってもらえた嬉しさから」自己肯定感を高める対話が可能です。

これらの実践例を通じて、保育士は「絵を聴く」スキルを身につけることができ、保育の質を向上させることができます。


「改訂版 絵を聴く保育」で得られる3つのメリット

1. 子どもの非認知能力を体系的に育てられる

本書では、非認知能力を育むための描画活動の理論と実践が詳しく解説されています。保育士が具体的なスキルを学ぶことで、子どもの成長をより効果的にサポートすることができます。

2. 保育現場で即実践できる具体例が満載

「改訂版 絵を聴く保育」には、現場でそのまま活用できる描画活動のアイデアが多数掲載されています。初心者でもすぐに取り入れられる内容なので、日々の保育に役立つこと間違いありません。

3. 子どもとの信頼関係が深まる

絵を通じた対話は、子どもとの信頼関係を築くための重要な手段です。本書を活用することで、保育士は子どもの心に寄り添い、より深い絆を結ぶことができるようになります。


非認知能力を育む保育士の新しい必携書

「改訂版 絵を聴く保育〜非認知能力を培うダイアロジカルドローイング〜」は、保育士としてのスキルアップを目指す方にとって、まさに必携の一冊です。この本を通じて、描画を活用した非認知能力の育成方法を学び、子どもたちの未来をより明るく照らす保育を実現しましょう。


今すぐ本書を手に取って、保育の新しい可能性を探求しよう!

「絵を聴く保育」の実践は、子どもの成長を支えるだけでなく、保育士自身の成長にもつながります。本書を読むことで、描画を通じた新しい保育の形を学び、子どもたちに寄り添う力をさらに高めてみませんか?


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